シンガポールの顔が解体されます。
シンガポールの観光といえば、まず見ておきたいのが「マーライオン」ですよね。
マーライオンといえば、いちばん大きいものが印象的でそれを目当てに観光をする方も多いかと思います。
しかし、2019年10月から、いちばん大きいマーライオンの解体がされると言われています。
解体される理由や、せっかくシンガポールのマーライオンを観光したいのにと落ち込む方も多いかもしれませんが、実はシンガポールのマーライオン全部で7体あるのは知っていますか?
この記事では、シンガポールのマーライオンの場所や、解体はなぜ行うのか?
そのへんについてまとめていきたいと思います。
目次
マーライオンが解体される?
シンガポールのセントーサ島にある一番大きいマーライオンが解体されるようですね。
観光の名所として1996年に設置されたこのマーライオンは、国内にある7つのマーライオンの中でも最も大きいです。
その大きさは37メートルもあります。
迫力のある表情が、守り神という感じで凄く神々しいですよね。
でも、なんでシンガポールの観光名所となっている最大のマーライオンが解体されなければいけないのか?
その理由は、島の南北を結ぶ新しい遊歩道の建設など島の再開発に関係しているようです。
このいちばん大きいマーライオンが解体されることで観光の名所が一つ減ってしまうということもあって、観光客が現象する可能性もありますよね。
それにしても大きいですよね。
マーライオンの顔を掃除している人の大きさを見るとそのデカさがよくわかりますよね。
ただ、その他の6つのマーライオンは引き続き見ることができるというので、その場所などを次にまとめていきます。
マーライオンは全部で何体その場所は?
今回の最大級のマーライオンの解体が行われることで、今後のマーライオンの数は6体になってしまいます。
全部で7体あるうちの一つのマーライオンは「セントーサ島」にあるものです。
それ以外の6体のマーライオンの場所をまとめていきたいと思います。
1つ目のマーライオン
まず1つのマーライオンは、観光の名所としていちばん有名なマーライオンになるかと思います。
マリーナ地区にある、このマーライオンの高さは8,6メートルあります。
観光ガイドや、有名なホテルの正面にあるということもあって、このマーライオンがいちばん有名なものですよね。
2つ目のマーライオン
次に紹介する2つ目のマーライオンは、かなりサイズダウンしましたが、このマーライオンがある場所は、先程の有名な観光地のすぐ後ろにあります。
場所はマリーナ地区のマーライオン広場にあります。
高さは約2メートルほどです。
小さくて可愛いマーライオンですから、お子さん連れで水遊びが一緒にできる丁度いいサイズですよね。
3つ目のマーライオン
3つ目に紹介するマーライオンは観光客の少ない穴場の場所にあります。
標高が115メートル程のある高さの山頂に建てられたマウントフェーバーという場所にあります。
高さは約3メートルほどの高さです。
人気が少ないので、じっくりとマーライオンと記念撮影が出来ますよね。
4つ目のマーライオン
4つ目のマーライオンの場所はシンガポールの観光庁の前にあります。
高さが約3メートルと他のマーライオンと変わらないのですが、その表情がどのマーライオンよりも個性的な顔をしていますよね。
このマーライオンはぜひ写真に収めたいところですよね。
5つ目・6つ目のマーライオン
最後の5・6体のマーライオンは、ビシャン・アンモキオパークの向かいにある公団住宅の駐車場入口にあります。
なんと最後のマーライオンは双子なんですね。
住宅の前にあるということで市民が建てたものかと思われますが、実は政府公認のマーライオンです。
ここもかなり穴場ですのでぜひ言ってみたいですよね。
名前の由来と英語で言うと?
すべてのマーライオンの場所をお伝えしましたが、もしかしたら地元の方に場所を尋ねることもあるかと思います。
そんな場面に出会したときに、マーライオンの発音が間違っていたら苦労しますよね。
日本語としてはっきりとマーライオンと発音しても、通じません。
発音としては「マーリオン」と発音すると伝わります。
地元の観光名所なので皆さん場所をちゃんと知っていると思いますが、意外と見つけづらい場所にあったりしますので英語で質問してみるのもの楽しいかもしれませんね。
最後にマーライオンはいつどこで生まれたのかその由来は何か?をまとめていきます。
シンガポールは約700年前、マレー語で「港町」を意味する「テマセク」という名前で知られていました。マレー年代記(スジャラムラユ)によると、パレンバンの王子サンニラ・ウタマがこの島にやってきて、ライオンと思われる獣を発見、以降、この地をサンスクリット語で「ライオンの町」という意味の「シンガプーラ」と名付けました。現在のシンガポールという国名はここから来ています。頭はライオンで胴体は魚「マーライオン」は海を表す「マー」と「ライオンの町(シンガプーラ)」であるこの国の歴史に由来していたのです。しかし、当時シンガポールにはライオンは生息していなかったともいわれ、王子が見たのは、虎であっただろうとのことです。
この由来にもあるように、当時のトラはそれほど迫力があったのでしょうね。
マーライオンの像の顔を見ると本当に恐怖を感じるほど力強いものです。
まとめ
この記事では、シンガポールの観光の名所である、マーライオンの場所や名前の由来についてまとめていきました。
現在いちばん大きなマーライオンが解体工事中ですので全部で6体のマーライオンの場所をまとめていきました。
最大の大きさのマーライオンが見れなくなるのは寂しいことですが、他にもマーライオンがありますので、楽しめると思います。
ぜひとも、シンガポールの思い出にワンショット撮影してみましょう。