社会人の読書感想文の書き方です。
夏休みに読書感想文の宿題をした経験はありますか?
まさか社会人になってから、読書感想文をするとは思わなかったはずです。
しかし、会社の上司からこの本の感想を書くようにと言われたら、ちょっと困ってしまいますよね。
小学生や中学生ならば、「面白かった」という一言でも許してくれそうですが、社会人となった今ではそんな簡単な感想ではとてもじゃないですが提出できないですよね。
この記事では、そんな社会人となった今だからこそ、最強の読書感想の書き方をお伝えしていきます。
単純に読書感想文を提出するだけではなく、自分のスキルを上げてくれるような気づきを得られるような、役立つ読書感想文の書き方と、面倒くさがり屋さんのためのコピペを活用した、読書感想文の書き方をシェアしていきますね。
読書感想文はなぜやる必要がある?
最近に関わらず、会社の方針として読書感想文を提出する場合も多くなってきたと言われています。
特に大企業にも多くなってきたと言われていますが、読書感想文を書いたことのない方や、苦手と感じる方も多いはずです。
まずは読書感想文をなぜ書く必要があるのか?
会社の決まりだからといやいや書かなくては行けない気持ちもありますが、どうせなら自分のためになるようにこの無駄だと思われる時間を価値のある時間に変えていくほうが良いと思いませんか?
神田昌典さんや、斉藤ひとりさんといった有名企業かとして活躍している人物は、暇さえあれば読書をされているそうです。
つまり、一流と呼ばれる人はスべからず読書をしているということです。
今回は会社の強制的な指示で読書をすることになりますが、その時間を価値のあるものとするために、読書から自分の人生を豊かにする知識を学び取るという観点で、読書を捉えたときに、とても貴重な時間に感じられるかと思います。
無駄な時間だと思えば、無駄になります。
そうではなく、新しい知識が増えるということを意識するだけで、より良い人生の糧になると思ってください。
コピペがなぜダメなのか?バレないやり方とは
まず、読書感想文は面倒だと思う方は、ネットで本の感想などと検索をして、誰かの感想をそのままコピペする方も多いと思います。
時間の短縮になるし、私個人としてはコピペを否定はしません。
でも、会社の上司から指示された読書感想文となれば、かなり危険な行為だと思います。
なぜコピペが危険なのかと言うその理由は「自分の言葉ではない」からです。
読書感想文とは、まずは自分の感じた事がメインになります。
それをどこの誰かがわからないような人物の感想を書いてしまうと、後で責任を取れないということになります。
コピペが悪いわけではなくて、ちゃんと理解をして、自分の言葉で書き換えることが重要だということですね。
その上で、この次の読書感想文の基本となる考え方を学んでください。
その本をなぜ選んだの?
読書感想文を書く上で必要不可欠な考え方は「なぜその本を選んだのか?」という問いをしてください。
この本はなぜ自分のためになるのか?どういう理由で選んだのか?
その理由をまず言葉で伝えることができれば、ほぼ仕事の8割は終わります。
そこで、なぜこの本を選んだのか?その質問をかきあげていきます。
なぜこの本を読むのか?
- あなたの仕事で役立ちますか?
- この本から何を学びたかった?
- この本のノウハウは仕事に役立つか?
- 自分の人生にどのように関係する?
一冊の本を選ぶという行為はかなり理由が必要だと思います。
なぜこの本を手にとったのか?手に取るにはそれなりの理由がありますよね。
タイトルが気になった本もあれば、有名な起業家が書いた本だからと言う理由で手にとったかもしれませんよね。
その部分を冒頭に書くことで、読書感想文の8割は決まったと言っても過言ではありません。
読書感想文の要点のまとめ方
読書感想文は意外にも簡単です。
あまりにも難しく考えてしまうと、かなりハードルがあがってしまい、いつまで経っても読書感想文がかけないです。
読書感想文を書く上での要点のまとめ方をお伝えしていきます。
まず、私が普段やっている読書の方法を話します。
私は1冊の本を一言一句すべて読むことはしません。
ほとんど飛ばし読みに近い読書方法です。
言い方を変えれば速読と言う方法で読書をしていますが、それでも本の内容の要点をまとめることができます。
そこで読書感想文を書く上での要点のまとめ方として箇条書きでまずは説明します。
読書感想文の要点
・読者の主張(言いたいことは何?)
・自分の考えとの違いは何?
・勉強になったことは何?
・普段の行動に落とし込めることは何?
・この本を一言で説明すると?
ざっくりとまとめると以上のようなことを一冊の本から書き出してみてください。
まず、ペラペラと本の全体像を眺めます。
次に目次を読んで気になる部分を読んでください、気になる部分をノートに書き写しておいて、後でその部分をまとめます。
重要な考え方は、この本のノウハウは自分のためにどのように役に立てるか?
何を伝えていたのか?どういうことを学んだのか?それが自分にどう役に立つのか?普段の生活でどのように活かせるか?
以上のことが簡潔にまとめることができれば、読書感想文というレベルを遥かに超えた、価値のある知識となります。
よく国語の授業で習った「起承転結」というものを使っても良いのですが、私の場合は以下のようにまとめていきます。
・全体的には何を伝えているのか?
・特に著者が言いたいことは何?
・自分が感じたことは何?
・要するに何が重要?
・自分のこれからに活かせそうなことを具体的に書く
以上の流れで十分に読書感想文になります。
それどころか、この本を読んだことのない人が一瞬でこの本のノウハウを実践できる秘伝書になります。
上司もこの読書感想文を読んで、自分の生活習慣を変えてしまうかもしれません。
それくらい影響力がある、読書感想文を書いてみてください。
最初はうまく行きません。
徐々にやっていくうちに慣れてきて、まとめるのがうまくなりますのでぜひチャレンジしてくださいね。
まとめ
この記事では、社会人のための読書感想文の書き方をまとめていきました。
読書感想文は、形式的に捉えず、まずは自分が選んだ本をなぜ手にとったのか?その理由を明確にすることです。
さらにコピペを否定はしませんが、自分の言葉で書いていないコピペはかなり危険な行為です。
できるだけ、自分の言葉で書いて、理解をしている部分だけ書くようにしましょう。
読書は著者との対話でもあります。
何が書かれているのか?この本を一言で伝えるとすればどういうことになるのか?
いろいろな読書の方法がありますが、無駄な読書で終わることなく、実践できて身になる読書方法を身につけることをおすすめします。