古いお米をおいしくたきたいですよね!
お米は日本人にとって主食と言われています。
パンや、うどんなど日本の食文化もだいぶ変わってきましたが、やはりお米が一番美味しいと思います。
そんなお米好きにはぜひとも、美味しいご飯を食べてほしいと言う思いから、古くなったお米「古米」でも美味しく炊くコツや裏技をまとめていきました。
もちろん新米にまさる美味しさは無いのですが、それに匹敵するほどのツヤツヤでふっくら炊きあがるポイントや裏技をまとめました。
何年以上が古米といわれる?
美味しいご飯さえあれば、おかずはあまり必要ないですよね。
ふっくらと炊きあがった新米の美味しさは破壊力抜群の旨さですよね。
でも、いつまでも新米を食べられるわけでもなく、いずれはお米も古くなってしまうわけです。
私の過程でも、二人暮らしですので、親戚にお米を譲ってもらう事が多いのですが、正直言って一度に90キロものお米を消費することは、難しいのです。
結局1年以上も前のお米が一度も封を切られることなく倉庫に眠っている状態が続いてしまいました。
古米とは何年経過したものを言うのかというと、
「1年以上経過したお米」
と言われています。
古いお米には独特の匂いがあり、炊きあがったときに気になることが多いですね。
しかも、古米は新米と比べると水分がかなり減ってしまう状態にあるために、お米がパサパサになりやすいです。
お米が美味しくないとなんだかテンションが下がってしまうものですよね。
そこで、1年以上経過したお米でも、ふっくらとツヤツヤで匂いが気にならない炊き方のコツや裏技をご紹介していきたいと思います。
参考として私の家の倉庫に眠っている古米は3年前の古米を使用しています。
古米をツヤツヤに炊く裏技
古くなってしまった古米を美味しく召し上がる簡単ですぐにできる裏技として一番最初に紹介したい方法として、氷を入れて炊くという方法をお伝えします。
ほぼこの方法さえやっていれば毎日おいしいご飯が食べられます。
まずは氷を入れて炊く方法をまとめていきます。
氷を入れる炊き方
1,いつものようにお米を研ぎます。
2,炊飯ボタンを押す前に氷を2~7こを入れる
3,早炊きで炊く(ない場合はタイマーを使用しない炊飯ボタンを押す)
以上の方法が古米でも美味しく炊くことができる炊飯方法です。
たったこれだけでも、いつもの古米のパサパサとした食感が、ふっくらツヤツヤのお米に炊きあがります。
すごく簡単ですのでぜひやってみてください。
それ以外のツヤツヤの古米の炊き方
氷を入れる以外にもいくつか、古米を美味しく炊き上げる方法があります。
その中でも効果のある方法をご紹介します。
古米は新米と比べて、水分量が少ないことが原因でパサパサと色も変色しているために、見た目にも食欲をそそりませんよね。
しかも、歴然とした結果が出るのは、お米をたいてから、数時間経過したあとのお米です。
極端に水分量が少ないために、2時間位放置しておくと水分が極端に減りパサパサというよりもゴワゴワした食感になってしまいます。
そのへんの状態を防ぐために一手間加えることで炊きあがりから数時間経ってもふっくらした食感を維持することができる炊き方をご紹介します。
時間が経っても美味しい古米の炊き方
・お酒を入れる
・みりんを入れる
・炭を入れて炊く
お酒やみりんを入れてお米を炊くと、普段の何も入れないお米よりも旨味が増します。
アルコールが揮発することでお米の臭いにおいも取ってくれるのでかなりおすすめの炊き方です。
炭を入れて炊く方法も炭に含まれる成分が適度に水分量を調整してくれる効果があり、更に炭がお米の嫌な匂いも吸い取ってくれると言われるので、かなり炊きあがりが美味しくなります。
お酒とみりんは古米3合に対して大さじ一杯くらいでいいです。
炭の分量は5センチ四方の大きさの炭を2,3個入れる程度で大丈夫です。
古米の匂いが気になる解決法
古いお米を炊くと、古いお米独特の匂いが付着していて、せっかく炊きあがったお米も台無しになってしまいますよね。
先程紹介した、お酒やみりんを入れた炊き上げ方ももちろん効果的なのですが、個人的に一番古米の匂いが取れた方法として、どこの家庭でも持っている、あの飲み物をいれます。
それは「お酢」です。
お酢には殺菌作用もありますし、食物を柔らかくする成分も入っていて、健康にかなりいい食材と言われています。
お酢を入れる分量はお米1合に対して小さじ1杯程度です。
加減はご自分で調整していただければいいのですが、あまり入れすぎると炊いたあとの冷えた状態だと酸っぱいお米になります。
程よい分量は水分との関係も大きくありますので少しずつ試してみてください。
まとめ
この記事では、古米を美味しく炊き上げる方法と古米特有の匂いを除去する方法をまとめていきました。
家にある食材や氷を入れることで、ふっくらと炊き上げることができますし、匂いも適度に除去してくれます。
もちろん新米にまさる方法は無いのですが、かなり新米に近い炊きあがりが期待できます。
氷を入れる炊き方はぜひおすすめですのでやってみてください。