人間には直接害はないけど見た目や習性が嫌な害虫が多いですよね。
その中でも、特に嫌われている害虫としてカメムシがあります。
今回は、何かと見た目がグロテスクで嫌な虫のカメムシの駆除方法や、生体を知って手を触れずにカメムシを撃退する方法をまとめていきたいと思います。
更にカメムシを寄せ付けない対策もお伝えしていきますね。
カメムシの生体と発生時期は?
カメムシってどんな虫なのか?
あまり知られていないかもしれません。
ただ、見た目や匂いがとても刺激的すぎて、家の中にいるだけで大声を上げたくなるくらいびっくりする虫です。
場合によってはカメムシの体液に触れることで皮膚炎を起こすことがあると言われていますが、大きな害はそれほどない害虫でもあります、一般的にカメムシの忌み嫌われる理由は、その匂いです。
カメムシはゆっくりだけど・・・
その匂い、はかなり強烈ですし、急に飛ぶこともありますのでかなり害虫としては嫌なものです。
カメムシにはいろいろな種類もいます。
背中が亀の甲羅のような形をしていることから、カメムシと呼ばれているのですが、その種類はたくさんあります。
カメムシの発生時期!
一般的にカメムシの発生時期は秋頃だと言われていますが、全国的な発生時期を見てみると冬以外なら発生しています。
その種類は稲を食べ散らかす種類や、植物の葉を餌にする種類、果物などについている種類など、大きく分けて3種類ほどいます。
カメムシの種類はたくさんありすぎるのですが、その中でも要注意のカメムシの種類に「クサギカメムシ」は注意です。悪臭を放つだけでなく分泌物が皮膚炎を引き起こす種もいます。
カメムシの退治方法
カメムシは主に自然が多い地域に発生が多く見られます。
都心にはカメムシは少ないと言われていますが、最近では都心でも発生が増えてきていると聞きます。
つまり、都会も自然が多くなってきているということでしょうか?
カメムシが発生する大きな要因として、植物が多い場所にカメムシが産卵をして徐々に発生していくということです。
都心に住んでいる方で、カメムシが多く見られるということは、近隣に植物が多く見られるということも確認してみましょう。
カメムシが発生する要因を排除すればカメムシの発生は少なくなるかもしれませんね。
つまり「周りに植物がある」ということは原因になります。
ただ、近隣が植物だらけという地域に住んでいる方は、根本原因を排除するのは大変ですから、家の網戸などに殺虫剤を噴霧しておくという対処方が有効です。
ただ、これも時間と共に効果が薄れます。
なので、これと言って大きな対応策が無いのが実情です。
なので、家の中に入れないように対策する事が一番の対策と思います。
主にカメムシの侵入場所は、網戸の隙間です。
次に多いのは外に干した洗濯物に付着していたということです。
網戸は窓に密着している部分の毛がある部分が柔らかいためにそこからグイグイ入ってくるんですよね。
そこに殺虫剤を噴霧しておくとしばらくはしのげます。
カメムシの天敵はなに?
カメムシの天敵となる昆虫や爬虫類はたくさんいます。
例えば蜘蛛や蟻が天敵になるのですが、現実的に見ても蟻や蜘蛛を家で放し飼いにするのはできないですよね。
つまり、カメムシの天敵はいるにはいるのですが、カメムシを寄せ付けないようにするために飼いならすことは不可能に近いですよね。
さわれない人はこうやって駆除しよう
カメムシが大量に発生する地方では、独自の駆除方法があります。
私の地域でもカメムシは冬以外はかなり発生するのですが、なれている方でもカメムシを素手で触るのは嫌です。
なので素手で触ることが嫌な方は特におすすめの方法があります。
それはペットボトルに水を入れて、カメムシを吸い取る方法です。
やり方は簡単で、カメムシは網戸に付着している事が多く見られるのでそういう場面を発見したら、ペットボトルの口を近ずけて中にどんどん入れていくんです。
まとめ
害虫は嫌なものですが、うまく退治することで、共存できます。
ほとんどのカメムシの種類は、人体には害はありません。
ペットボトルで駆除して、網戸に殺虫スプレーを噴霧しておくとしばらくは対処できます。
でも、自然の中で生きているならばカメムシとうまく対応していくしかありませんよね。